改善されつつある環境

今や物質面は、中国は日本より進んでいます。中国ではガラケーを持っている人を見かけません。小学生からお年寄りまでみんなスマホです。都市部では斬新なデザインの高層ビルが立ち並び、街にはブランドのお店が軒を並べていてお金を出せば何でも手に入るようになりました。

私が上海に住み始めた2002年から数年間は日々街の景色が変わっていました。しかし、今は形はほぼ出来上がっているので1年ぶりに上海に行ってもほとんど同じ景色です。もう一歩進んで環境整備に入ってきているのです。行くたびにドンドン改善されています。

一昨年に行った時には、いつ来るか分からなかったバスの到着予定時刻が表示されるようになっていました。


そして、昨年末に再び訪れると、浦東空港のタクシー乗り場が整備されていました。以前はタクシーが一列に並んでいたので、前のタクシーが出発しないと自分が乗ったタクシーが出発できないという状況だったのです。それが、斜めに泊めるようになったので、乗り込んだタクシーから順に出発できるようになり、待ち時間が短縮されました。


また、ショッピングモールのトイレがめちゃくちゃ綺麗なのにびっくりしました。花が生けられ、ソファーまであってまるでホテルのロビーのような空間です。


子供用の便座も設置されています。


私が住み始めたころは外資系のデパートでもバックスペースのような所にあり、電気もついていなくて真っ暗で個室は鍵が壊れていて扉が閉まらない状況でした。その頃のことを思うと考えられないほど劇的に改善されています。

日本は何か改善する際には決めるまでにも何度も審議をします。そして、決まってからも実行するまでにとても時間がかかります。しかし、中国は決めるのは早いし、決まったらすぐにとりかかるので、やり始めるとあっという間に完了です。
空気や水も今は問題がありますが、本気で取り組む日が来ればあっという間に改善されることでしょう。

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