訪日外国人観光客の再来に向けて
2019年までは訪日外国人数が右肩上がりに増え続けていました。しかし、新型コロナウイルス感染拡大の影響で激減しました。皆様周知のとおりです。
そこで、実際にどれくらい状況が変わっているのか、2019年と2021年の訪日外国人数を比較してみました。
2019年は観光客が中心だったため、ダントツで中国人が多く、韓国人、台湾人、香港人と続き、それだけで7割を占めています。
しかし、2021年は観光客が基本的に入国できない状況で、やはり中国人も多いですが、ベトナム人の割合が2019年と比べてかなり増えています。
これは技能実習生や特定技能、留学生が入国してきていることを表していると考えられます。
来月からは外国人観光客の入国も徐々に緩和するようです。
しかし、コロナ禍前に最も多く来日し消費をしていた中国人観光客が入国してくるのは、まだもう少し先になりそうです。
とは言え、動き出すとアッという間にたくさんの観光客がやって来ることは間違いありません。その時にパニックにならないために、また彼らに満足してもらえるように今から受け入れ態勢を整えておくことが重要です。
『今からできること』
①SNSによる情報発信
入国可能になった際に訪問地として選んでもらえるように、彼らの嗜好やニーズに合った物や場所、施設などの最新情報を発信しておく。
②モバイル決済の導入
導入には基本的に費用がかからないので、いつでもすぐに使えるように今から契約をしておく。
③多言語化
看板やメニューだけではなく、説明文なども翻訳をしておく。
④文化習慣の違いを学習
彼らの文化や習慣の違いを知ることで彼らの嗜好や行動パターンの違いを理解して、トラブルを防ぎスムーズな対応ができるようにしておく。
いかがでしょうか?
具体的にどうすればよいのかは、お気軽にご相談くださいませ。