コロナ禍前とは違う春節の賑わい
昨日は春節(旧正月)で本日は初二(旧暦の1月2日)です。
春節休みを利用して外国人観光客がどれくらい来日しているか視察をしてきました。
まずは、コロナ禍前には人気スポットだった黒門市場に行きました。
コロナ禍前に近いぐらいの賑わいです。しかし、9割ぐらいはアジア人ですが、中国人は皆無と言っても良いような状況でした。
ほとんどが聞いたことがないような言葉を話されていたので、タイ人か、マレーシア人かなと思いながら観察していました。

話しかけた方のお一組はマレーシアから来られた華僑でした。お嬢様は中国語の普通話(標準語)は少しだけ話せる程度でしたが、お父様は流暢なので色々お話をしてくださいました。
日本が大好きで2019年に来てからは来られなくなり、ずっと来たいと思っていたので、来られるようになって早速来日されたということです。今回で9回目の来日だそうです。まさにリピーターです。
「大阪や東京はメトロが便利だし、漢字なので見れば大体わかるし、人が親切だ」と言ってくださいました。
その他、中国人らしい人たちはほとんどが広東語を話されているようだったので、恐らく香港人だと思われます。

お店の方にもインタビューしたところ、「香港人と韓国人の若い方が多い」とおっしゃっていました。そのため、リーズナブルな小物を少し購入されるだけだそうです。
そして、やはり中国人の観光客が戻ってこないと、マダマダ厳しいということです。
その後新世界に移動しましたが、日本人も含めて人出が少なく、平日ということもありオープンしていないお店も目立ちました。
マルチビザが下りる一部のお金持ちの中国の方々が全く来日されていないということはないと思われます。しかし、そういう方々はすでにリピーターで定番の観光地には行かれないのかもしれません。