労働節がチャンス!
先月の春節にはアジアを中心にたくさんの外国人観光客が来られていました。しかし、中国の方は一般的な観光ビザが発給されないので、ほとんど見かけませんでした。
けれど、ビザが発給されるようになると、コロナ禍前のように多くの方が来日されるでしょう。
実はカレンダー的にチャンスなのです。
私が上海に住み始めたころには大型連休が3回ありました。
*春節(旧正月):旧暦1月1日(7日間)
*労働節:5月1日(7日間)
*国慶節:10月1日(7日間)

しかし、この休みに故郷に帰ったり旅行をしたりする人で大移動が起こりパニックになるということで、2008年から変更になりました。
*春節(旧正月):旧暦1月1日(7日間)
*清明節:4月5日頃(3日間)
*労働節:5月1日(3日間)
*端午節:旧暦5月5日(3日間)
*中秋節:旧暦8月15日(3日間)
*国慶節:10月1日(7日間)
労働節が3日間に短縮された代わりに、清明節・端午節・中秋節が休日ではなかったのが新たに3連休となったのです。
しかし、今年は清明節の休日が1日の代わりに、労働節が5連休となっています。
そこで、労働節に旅行をしようと考えている方がたくさんいると思われます。
ここは日本にとってもチャンスです。しかし、日本政府が観光ビザを発給しなければ、中国の方は来日することができません。そうなると、欧米や人気のタイに流れてしまうでしょう。もったいないことです。
※ 写真は私が上海に住んでいた中盤の頃です。お天気は晴れていますが、霞んでいます。