留学生の卒業後の進路

私がビジネスマナーの講師をさせていただいている留学生専門学校の学生たちは、本来はほとんどが日本で就職することを目的として勉強をしています。

そのため、日本で就職する学生が一番多いですが、実際には様々な道を歩みます。

大きくは3つです。引き続き日本に在留する人、帰国する人、他国へ再留学する人です。

目次

日本在留

引き続き日本に在留する場合に、必ずしも就労ビザを取得するわけではありません。

① 就職

 ・大卒以上の学歴でない限りは取得した専門士の範囲で仕事を見つけて「就労ビザ」を取ってもらって働きます。この方法が順当な道です。

 ・就労ビザが下りない業種(例えば飲食業など)で働きたい場合には「特定技能」の資格を取って働く場合もあります。

 ・自ら起業する人もいます。

② 進学

 大学に編入する、または別の専門学校に入学する学生もいます。

 今の自分の実力では就職は難しいと考えたり、もっと別のことを勉強したいと考えたりするパターンです。

 今年は「昨年からコロナのせいでほぼずっとオンライン授業のため、まともに学生生活が送れていないのできちんと学生生活を経験したい」という理由で進学を考えている学生もいます。

③ 扶養

 就職も進学もせずに家族ビザを取得する学生もいます。

 ほとんどが女性で、ご主人の扶養になるパターンです。

 結婚している学生も結構いますが、基本的には就職して就労ビザを取ってもらっています。

帰国

母国に戻って、

① 就職・・・基本的には日系企業で働きます。

② 起業・・・会社を興す人もいますが、お店を開きたいという人が多いです。

③ 家業を引き継ぐ・・・経営者の子息で後継する前に日本に修行に来ている感じです。

ほとんどが、このいずれかです。

帰国の理由は、

① 元々留学が終わったら帰国する計画だった

② 家族の元に戻りたい(寂しい)

③ 結婚する

④ こんなはずじゃなかった(日本は思ったほど良くなかった)

⑤ 身体的に会わない

などです。

今春はコロナ禍の状況で、家族が心配して「帰国するように」言ってこられていた学生もいました。


他国へ

ごく稀ですが、別の国に行って引き続き留学するという人もいます。

実際私が以前教えた学生は母国で外国語大学の日本語科を卒業してから来日しており、日本語検定1級、TOEIC850点以上を取得していたにもかかわらず、オーストラリアの大学院に進学しました。

どんな道に進むとしても、「あの時専門学校で頑張って良かった」と思ってもらえるような幸せな人生を送ってもらいたいです。

また、私が教えたことが一つでも二つでも役に立っていれば、私にとってはこの上ない喜びです。そのためにこれからも精一杯留学生と向き合っていきたいと思っています。

 

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