コロナ禍での留学生の就職活動状況

私がビジネスマナーを教えている留学生専門学校の学生たちは、基本的に日本で就職するために勉強しています。

卒業後、日本で働く際には正式に就労ビザ(在留資格)を取得します。ただし、すでに4年制大学を卒業していると専門学校を卒業しなくても就労ビザが下りるので、就職が決まれば途中退学していく学生もいます。

しかし、大学を卒業していない学生は専門学校を卒業して「専門士」の資格を取得しないと就労ビザは下りません。そのため、大卒でない場合にはその学生がどんなに優秀でも、企業から「すぐに来てほしい」と言われたとしても卒業するまでは就職することができません。また、「専門士」の資格範囲内でないと就労ビザは下りません。例えば、貿易科の学生はホテルには就職できないのです。

このように色々と制約があるうえ、昨年からコロナ禍で求人が減る中での就職活動はとても大変です。

しかし、今春に卒業した学生もほとんどが夢をかなえて就職していきました。

そして、現在の2年生もすでに就職活動を始めています。中には内定をもらったという学生もいますが、自分の可能性にかけたいから、引き続きチャレンジすると言っています。

しかし、その学生のように次々とチャンスがあるほうが少ないのが現状です。

特にサービス科の学生はコロナ前にはホテルや旅館から引っ張りだこでしたが、昨年は求人が激減していました。中には内定を取り消された学生もいたのです。

しかし、コロナが収束するとインバウンド客が戻ってくることは間違いありません。そうなると、再び人手不足の状態になり彼ら留学生の力が必要不可欠となることでしょう。

何とか早くコロナが収束して、今の2年生にも夢をかなえて、日本で活躍してほしいです。

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