温泉地の現状
先日、某温泉地で宿泊して、旅館の方にインタビューをし、コロナ禍の現状が色々と見えてきました。
目次
稼働率
私が予想していたより多くのお客様が来館しているように見受けましたが、30%ぐらいということでした。
【少ない原因】
- コロナウイルス感染拡大の影響で、外国人観光客が来なくなった。
- 旅行会社が企画するツアーがなくなったので、団体客が来なくなった。
- 予約受付の制限をかけている。
休館日
緊急事態宣言が現地に出ていなくても大阪などで発令されていると休館しているということでした。
開けているとそれなりにお客様は来られるそうです。しかし、社会的風潮に配慮して自粛休館をされているとのことでした。
スタッフの方
全体の人員・・・コロナ前と比べると半分ぐらいに減少。
アルバイト・パート・・・休館になるとお休みになるので収入はなし。
社員・・・ほとんどの方が自宅待機になり、支払われる給与は満額ではない。

街中のお店も閉まっているところが目立ちました。このままコロナウイルスが長引くとお店やホテルだけではなく、街自体が衰退してしまうのではないかと、とても懸念されます。
けれど、とても魅力的な場所です。インバウンド客にも喜んでもらえるコンテンツがたくさんあります。だからこそ、コロナが収束した時に来てもらって満足してもらえるように、今から準備をしておくことが大切です。今なら人手はあります。あまり費用をかけずにできることもあります。ぜひ取り組んでいただきたいと思いました。