東方美人

 東方美人は台湾の青茶です。青茶の中では発酵度が最も高く70%ぐらいで、紅茶に近いお茶です。


 20世紀の初めにヨーロッパに輸出され、イギリスでオリエンタルビューティーと名づけられました。そして、東洋では東方美人という呼び名が定着しました。台湾のお茶を「憧れ」の対象に導いたお茶でフェルモサ・ウーロンとも呼ばれています。「フェルモサ」とは元々ポルトガル語で「麗しい」あるいは「芳しい」といった意味だそうです。
 その他にも、いくつもの別名があります。やはり、イギリスで上流階級の人々に「東洋のシャンパン」と称賛されたことから香濱烏龍茶とも呼ばれています。
 また、茶葉が白い産毛に覆われた芯芽を含んでいることから白毫烏龍茶という別名もあります。


 ウンカという昆虫の一種が葉を噛むことで、独特の風味が生まれます。ハチミツのような芳香と果物のような甘さがあるとてもおいしいお茶です。私も大好きなお茶で、このお茶を飲むととても幸せな気持ちになれます。