3年ぶりの卒業式
留学生専門学校の卒業式が3年ぶりにホテルで行われました。
コロナウイルス感染が拡大してからは、代表の学生数名が学校に行きオンラインで配信されるという形式を取られていたのです。
私たち講師やその他の学生は、それを自宅から視聴していました。
それが、今年はコロナウイルス感染拡大以前と同じようにホテルの大宴会場で開催され、参加することができたのです。
やはり、リアル開催は感動的です。
コロナウイルス感染が拡大してからは、全面オンラインで授業が始まりました。その後、学生の三分の一ずつが交代で登校するようになりました。しかし、許可を得れば自宅から受講しても良いということになり、教室には学生は誰も来ず講師の私一人ということもあったのです。
そのうち、再び全面オンラインになったり、半分の学生が交代で登校して来るハイブリット授業になったりしました。
そして、昨年6月下旬にやっと全面対面授業になったのです。しかし、学生は三方をクリア版に囲まれて視界の悪い中で受講しなければなりませんでした。不自由な中で日本語という外国語で学習することは本当に大変だったと思います。
我々講師もオンラインの時には伝わっているかどうかわからない状況だったり、突然ハイブリットからオンラインに変更になったりと、指導するのも大変でした。
しかし、本日無事に卒業式を迎えられて本当に良かったです。
昨年春卒業した学生たちは入学式も卒業式も正式には開催されませんでした。それに比べれば今年の卒業生は卒業式を開催していただけただけでも有難いことです。当たり前ではない、幸せをかみしめてほしいです。
実際学生たちはとても嬉しそうでした。今の喜びを忘れず、卒業後もまじめに努力し続け、ぜひ夢を実現してほしいと思います。